75:('A`)イチオウセントウシーンハハイリマス◆/ckL6OYvQw
10/22(日) 03:13 7COXzNjbO

古代図書館からでた四人、しかし彼らの心は結局何も見つけられなかったという悔しさでいっぱいだった



とにかく王様に報告に行こう。今の四人にはそれしか目的はなくなっていた



( 'A`)「なぁ、兄者」


(´_ゝ`)「どうした?ドクオ」


( 'A`)「率直に聞くが兄者達はなんでオレ達の手伝いにきたんだ?」


(´_ゝ`)「ん、ああ、それはだな・・・」

(´_ゝ`)「古代図書館の周辺に魔物がよく現れるって聞いてたから、二人じゃ危ないと思ってな」


(´<_`)「宿に泊まってくれたし、ちょっとしたサービスだよ」


( 'A`)「へぇ・・・」

76:('A`)ホシガリマセン、カクマデハ◆/ckL6OYvQw
10/22(日) 03:23 7COXzNjbO

三人の会話がはずむ中、クーはギコ達の事を思い出していた



川゚ー゚)(結局、さっきの場所にはギコ達はいなかったか、出遅れてしまった分、急がないと)


川゚ー゚)(兄者達の話を聞くと魔物は見つからなかったらしいしギコ達はここにはいなかった・・・)


川゚ー゚)(あのモナーという王、何かあるな・・・)


クーにはあのモナーという者の言動が怪しくて仕方がなかった

78:(;A;)77サン、アリガトウ◆/ckL6OYvQw
10/22(日) 03:38 7COXzNjbO

あの時モナーはギコから一連の話を聞いたといった
だがあのギコが全てを話すのか?

それにモナーは私達に古代図書館に多分ギコ達もいったと言っていた


『多分?』


何故『多分』なんだ?


ギコ達の旅の事情を考えてるなら何処に行くといいか話してるだろうし、『多分』とつける意味もない


あの王は何か隠している・・・


一体何を・・・


川゚ー゚)(ツンは・・・)


川゚ー゚)(ツンは大丈夫なんだろうか)


クーには、『考えるべき事』を考えるしかできないでいた・・・

79:('A`)ガイデンハイリマース◆/ckL6OYvQw
10/22(日) 03:47 7COXzNjbO

ξ゚听)ξ(クーは大丈夫かな・・・?)



そう。私達が旅にでてもう二日目、みんなはあのニダーを倒すために自分で武器に慣れる特訓を始めている。


クー、あなた達はどうなったのかな・・・




〜外伝・もう一つの旅〜

80:('A`)アドバイスドオリニデキテルカナ?◆/ckL6OYvQw
10/22(日) 04:01 7COXzNjbO

私達はVIP町・・・じゃなくて始まりの町を旅立った


初めはモナ城に行く筈だった、だけどブーンがあの小さいスライム→(・ω・)に誘われて結局みんな連れていき、迷ってしまっていた



ξ#゚听)ξ「全くなんであんな事になったのかしら」


(;^ω^)「正直、スマンかったお」


(;´・ω・`)「ま、まぁツン、さっきからずっと謝ってるんだしいいじゃないか」


( ^ω^)「ショボンは優しいお、大好きだお」


(´・ω・`)「ふーん、それなら」


(´・ω・`)「やらないか」


( ^ω^)「だが断る」


(´・ω・`)「ダーメ」


(;^ω^)「ちょっwwww」

81:(*^ω^)デバンガキタオ。フヒヒ◆/ckL6OYvQw
10/22(日) 04:13 7COXzNjbO

(,;゚Д゚)「ハァ〜」


(;゚ー゚)「どうしたのギコ?って、聞かなくてもわかるか」


(,,゚Д゚)「クー達が旅にでてるなら今頃モナ城に着いてんだろうな」


(*゚ー゚)「まぁ、いいんじゃないかな?」


(,,゚Д゚)「そうだな。俺達は俺達だよな」


「ちょっ、、ショボン本気かお!?」


「僕はいつだって本気だが?」


「mzsk!ツン!助けるお!」


「・・・。」


「ツン!無視しないで、頼むお!」


「もう逃がさないよ」


「ギャァァァァァ!!!」


(,,゚Д゚)「・・・・・」


(,,゚Д゚)「ハァ・・・」


ギコはまた、大きな溜め息をした

82:◆/ckL6OYvQw
10/22(日) 04:27 7COXzNjbO

ガサッ


(,,゚Д゚)「なんだ!」


近くにあった草がガサガサ揺れる
ギコは恐る恐る近づいていく・・・
その時


何かがギコの頬をかすった


(,;゚Д゚)「うっ、、、」


ギコはその場に倒れた


(;゚ー゚)「ギコ!」


(;゚∀゚)「おい!大丈夫か?」


近くにいたしぃとジョルジュが倒れたギコに近づく


ξ;゚听)ξ「どうしたの?」


(;^ω^)「大丈夫かお?」


その後すぐに三人がギコの異変に気付き、近寄った

83:('A`)フフフ・・・、ワタシハヨルノテイオウ◆/ckL6OYvQw
10/22(日) 04:42 7COXzNjbO

(;´・ω・`)「これは・・・」


ショボンが手に取ってみている物は、小さい一本の針だった
多分ギコの頬に傷をあてた物だろう、その先端には微量の血と何かわからない緑の液体が付いていた


(´・ω・`)「なんだろう、この液」


(;゚∀゚)「一体誰だ!」


ジョルジュは『何か』がいた、草を自分の武器の剣で横に刈った
そして、草がなくなったことでその『何か』が見える様になった

84:('A`)サビシイナ・・・◆/ckL6OYvQw
10/22(日) 04:55 7COXzNjbO

(;´Д`)「ちっ、ばれたカ」


草の跡からでてきた『何か』、それはブーン達の先生だった


(;´・ω・`)「先生・・・」


ξ;゚听)ξ「そんな・・・」


(;´Д`)「一人ずつ殺そうと思ったのだガ、私としたことガ、失敗したヨ。」


(;^ω^)「な、なんで先生が僕達が旅をしている事を知ってるんだお?」


(;´Д`)「ニダー様ガお怒りになってらっしゃるのダ、君達が盾突こうとしてるからネ」


ξ;゚听)ξ「ニダーに気付かれたの?」


(;´Д`)「当然ダ!ニダー様に判らない事はなイ!」

86:('A`)ガイデンナガイナ・・・◆/ckL6OYvQw
10/22(日) 05:17 7COXzNjbO

(;゚ー゚)「先生!ギコになにしたんですか!」


(;´Д`)「ギコ君にはちょっとした毒を入れタ、絶対治す事は不可能ダ」


(;゚ー゚)「そんな・・・」


(;´Д`)「しかもその毒は進行が早イ、一週間ももたないだろうナ」


突然のギコへの死の宣告を聞いたしぃ、しぃは生まれて初めての『絶望』を感じた


(;´Д`)「まぁ安心したまエ、毒に侵されても動いたり喋るもできル、それより今ハ、自分の心配をしたほうがいいんじゃないのかナ?」


(;´・ω・`)「しぃ、くるよ」


(  ― )「・・・」


もう、しぃはただ絶望することしかできなかった

87:('A`)wktk、カンシャシマス◆/ckL6OYvQw
10/22(日) 05:28 7COXzNjbO

(;´・ω・`)「ツン!しぃを安全なとこに連れていって」


ξ;゚听)ξ「わ、わかった」


ツンはしぃの手を無理矢理引っ張り、近くにあった岩の影にしぃを隠れさせた


(;´・ω・`)「ブーンはギコを頼む」


(;^ω^)「わかったお」


(;´Д`)「させないヨ」


八頭身は背中にかけてあった剣を取出し、ブーンに襲いかかる


(;^ω^)「フヒーーー!!助けてくれおーー!」


(;´・ω・`)「くそ!間に合わない!」


ブーンは死を覚悟した

88:('A`)ヤバイ、6ジニナル◆/ckL6OYvQw
10/22(日) 05:39 7COXzNjbO

ガギイィィィン!!


金属同士がぶつかったような音が大きく響いた


(;´Д`)「なッ!」


(,;゚Д゚)「危なかった〜」


そう、八頭身がブーンを切り付ける瞬間、ギコは自分の武器の刀で防御していた


(;´Д`)「普通なら一日は気絶するガ、、、打ち所が悪かったカ」


(,#゚Д゚)「もう許さんぞゴルァ!!」


ギコの怒りの声はしぃの耳にも入った


(*゚ー゚)「ギコ!!大丈夫なの?」


(,,゚Д゚)「まぁいまんとこは大丈夫だ」


しぃの中の絶望はフッと消えた


(*;ー;)「よかった・・・」

89:('A`)スーマタソ、モドッテキテ◆/ckL6OYvQw
10/22(日) 05:50 7COXzNjbO

(,,゚Д゚)「いくぞ!みんな!」


(´・ω・`)「それでこそギコだね」


( ^ω^)「もうあの先生は今までの先生ではないお、だから、本気でやってやるお!!」


(;´Д`)「そうダ、確かに私は君達の知ってる先生ではないヨ。全てにおいてパワーアップしてるのだからナ」


(,,゚Д゚)「くらえ!!」


ギコは刀を振り上げ、八頭身の肩を切り付ける、が


ガキッ!!


(,;゚Д゚)「固っ!」


(;´Д`)「私の体は機械に改造してもらってるんダ、君達の非力な力じゃあ、私に傷一つも付けられないな」


(,#゚Д゚)「くそ〜!」

95:('A`)ファイティングエボリューション!◆/ckL6OYvQw
10/25(水) 01:56 e8W4KyhiO

(;´Д`)「さテ、まずは誰からかナ?」


(,,゚Д゚)「お前の相手は俺だっつうの」


(;´Д`)「ギコ、君からでいいのかい?」


(#゚Д゚)「いいっていってるだろゴルァ!!」


気合いを八頭身にぶつけたギコだったが、既に毒が体に廻り始めてギコの足はガクガクと震えていた


(;´Д`)「いいだろう。先に死ぬのはギコのようだナ」


(´・ω・`)「ギコ、大丈夫なのかい?」


(,,゚Д゚)「みんなは離れていてくれ」


(;^ω^)「やっぱりギコ一人じゃ危ないお、僕達も闘うお!!」


(;´Д`)「わたしは構わないが」

96:('A`)ヒマダシ ウツダ◆/ckL6OYvQw
10/25(水) 02:09 e8W4KyhiO

(´・ω・`)「じゃあ決まりだね」


(#゚∀゚)「っていうか俺途中からでてきてねぇじゃねぇか」


( ^ω^)「あ、ジョルジュ、いたのかお」


(#゚∀゚)「殺すぞ」


(;´Д`)「さっさとかかってこイ」


(,,゚Д゚)「言われなくても!!」


ギコは再び刀で八頭身に向かって切り付けるが八頭身のその固い体には全く意味がなかった


(;´・ω・`)「どうすれば・・・」


辺りに沈黙が起こってる中である一人の男の不敵な笑いが響きだした


( ゚∀゚)「フッフッフ・・・」


(;^ω^)「どうしたんだお?ジョルジュ、もしかして狂った?」

97:◆/ckL6OYvQw
10/25(水) 02:31 e8W4KyhiO

( ゚∀゚)「やっと俺様の活躍の時がキタ――(゚∀゚)――!!」


( ^ω^)「キメェ」


( ゚∀゚)「みなの者、よーく見ときんしゃい」


(;^ω^)「ジョルジュ、キャラ変わりすぎ」


( ゚∀゚)「まぁ見とけって」


(;´Д`)「フッ・・・、何をする気かナ?」

98:◆/ckL6OYvQw
10/25(水) 02:41 e8W4KyhiO

ジョルジュは両手を胸の近くにおき、集中を始めた


(;゚Д゚)「・・・・・」


( ^ω^)「何してるんだお?ジョルジュ」


(#゚∀゚)「集中してるから話しかけんな」


突如、ジョルジュの両手から光る集合体があらわれ、真ん中に集まりだした


(;´Д`)「まさか・・・」


(#゚∀゚)「よし溜まった!!くらえ八頭身!!ひっさーつ」


(#゚∀゚)『オッパイビーム!!』


集まった光が両手から一気に離れ、八頭身に向かって飛んでいった


(;´Д`)「あまい!!」


八頭身はその集合体をひらりと避けた

99:◆/ckL6OYvQw
10/25(水) 02:52 e8W4KyhiO

(;゚∀゚)「畜生!外しちまった」


(;^ω^)「な、何が起きたんだお?」


(;´Д`)「ジョルジュ、いつの間に『魔法』を覚えていタ」


(,,゚Д゚)「魔法?」


(´・ω・`)「ジョルジュが?」


( ^ω^)「うっそー」


(#゚∀゚)「うるせー、今教えるから覚えとけ」


(;^ω^)「把握」


普通の世界では聞くことはない言葉、『魔法』その魔法を普通の世界にいたジョルジュが使っていた事に他の人の動揺が大きくなった

100:◆/ckL6OYvQw
10/25(水) 03:03 e8W4KyhiO

( ゚∀゚)「昨日野宿しただろ?あんときにみんなに秘密でちょっと素振りをしてた訳だ
で、そんときにニダーの野郎が魔法が使えるとか言ってたし、ちょっと試そうと思ってな」



( ゚∀゚)「そんときできた」


( ^ω^)「日本語でおk」


(#゚∀゚)「黙れ、やり方知りたくねぇのか?」


( ^ω^)「すんません」


(´・ω・`)「是非とも知りたいね」


( ゚∀゚)「よし、じゃあみんなちょっと恋」


(;´Д`)「さっさとしろよ」


( ゚∀゚)「わかってるって」

101:('A`)gdgdダネ◆/ckL6OYvQw
10/25(水) 03:17 e8W4KyhiO

( ゚∀゚)「まずはだな」


( ^ω^)「wktk」


( ゚∀゚)「形はどんな形でもいいんだが、『想う』事だな」


ξ゚听)ξ「想う?」


( ゚∀゚)「おうよ。『そうありたい』とか『そうしたい』とか想う事だな」


(´・ω・`)「成る程ね」


( ゚∀゚)「想う力が強ければ強い程魔法の威力も上がるってことだ。まぁ、素質によるが」


(,,゚Д゚)「『素質』か・・・」


( ^ω^)「名前とかはどうなるんだお?」


( ゚∀゚)「名前は自分で付けてるが」


( ^ω^)「ジョルジュネーミングセンスねぇwwwww」


(#゚∀゚)「ブッコロス」

102:◆/ckL6OYvQw
10/25(水) 03:29 e8W4KyhiO

(#´Д`)「話しは終わったカ?」


(,,゚Д゚)「ああ。再開だ」


(;´Д`)「そうこなくてはな、イクゾ!」


八頭身は自分の身長と同じくらいの大きさの剣を軽々と持ち上げ、襲い掛かってきた、六人はそれを避けた後、別々の方向に移動した


(;´Д`)「無駄なことを」


(,,゚Д゚)「無駄なことかどうか、確かめてみな!」


(´・ω・`)「今だ!!」


ショボンは八頭身の背中に切り付ける
が、ショボンが思っていた以上に八頭身は固かった


(;´・ω・`)「やっぱムリポ」


(#´Д`)「無駄だと言ってるだろ!!」

104:◆/ckL6OYvQw
10/26(木) 01:11 F1fRA2p3O

辺りには沈黙の空気が流れる、先に動き出したのは八頭身だった


(;´Д`)「君達は何もできないまま終わる気か?」


八頭身は一番近くにいたブーンを切り付けた


(;^ω^)「うわぁ!」


ブーンは回避に間に合わず、右腕に深い傷がついた


ξ;゚听)ξ「ブーン!!」


ツンはブーンに一目散に近づき、倒れるブーンを支えた


(;゚Д゚)「ブーン!大丈夫か?」


(;^ω^)「だ、大丈夫じゃないお・・・、腕に感覚が無くなってるお・・・」


ブーンの腕からはかなりの量の血が流れていた


(;´・ω・`)「ツン、ブーンの治療を!!」

106:('A`)ヒョウゲンヘタダナ、オレ◆/ckL6OYvQw
10/26(木) 01:25 F1fRA2p3O

ξ;゚听)ξ「治療ってどうすんのよ!」


当然、ツン達に包帯などそれ専門の治療道具なんてものはなかった


(;´・ω・`)「魔法だよ!攻撃の魔法があるなら回復の魔法もできる筈だ!」


(;^ω^)「ヤバイお。目がぼやけてきたお」


ブーンの腕からは今だに大量の血が流れていた。恐らく、血管まで届いているだろう


ξ;゚听)ξ「わ、わかった。やってみる」


ツンは集中するため、目を閉じ、想い始めた


ξー匆)ξ(ブーンを助けたいと想うこと・・・)


ツンは右手をブーンの傷を負った腕にそっと置いた

107:('∀`)wktk、アリガトウ◆/ckL6OYvQw
10/26(木) 01:38 F1fRA2p3O

ξー匆)ξ(ブーンは死なせない、そのために私はブーンについてきた・・・)


ツンの右手に青白い光が集まっていく


ξー匆)ξ(私は・・・)


ξ゚听)ξ(ブーンを助けるためにここまでついてきた!!)


右手に集まった青白い光は小さいハートの様な形になった


ξ゚听)ξ「ヒーリング!!」


小さいハートはブーンの腕に静かに入っていった

ブーンが怪我をしていた腕は、まるでなにごともなかったように血の痕も消えていた


ξ゚听)ξ「で、できた・・・」

108:orz...◆/ckL6OYvQw
10/26(木) 02:31 F1fRA2p3O

(*^ω^)「す、すごいお!ツン、すごいお!」


ブーンは嬉しさのあまり、何度も跳んでいる


ξ#゚听)ξ「デュクシッ!!」


(#)^ω^)「あべしっ!!」


ξ////)ξ「別に、や、役にたてても嬉しくないんだからね」


(#)^ω^)「ありがとうだお。ツン」


(,,゚Д゚)「さて、あとは八頭身、お前を倒すだけだが」


(;´Д`)「何か作戦でも?」


(,,゚ー゚)「やってみねぇとわかんねぇからな」


ギコには絶対の自信で笑みがこぼれていた

109:('A`)gdgdダヨー◆/ckL6OYvQw
10/26(木) 02:43 F1fRA2p3O

(,,゚Д゚)「ショボン!もう一度、八頭身の背中をやれ」


(´・ω・`)「わかった!!」


(;´Д`)「また同じ事を」


ショボンが八頭身の背中に切り掛かると同時にギコも八頭身に向かって切り掛かった


(;´Д`)「ほう・・・挟み打ちか、だが私のこの体ではどこから攻撃しても意味がない」

(,,゚Д゚)「そんな事わかってるさ!」


ギコはフェイントをかけるように八頭身の背中に回り込み、ショボンと同時に背中を攻撃した

二つの強力な力を一緒に叩き込まれ、八頭身の機械の背中にはわずかな穴が空いた

110:◆/ckL6OYvQw
10/26(木) 02:55 F1fRA2p3O

(;´Д`)「成る程、同時に攻撃する気だったか。」


(;´Д`)「だがたった一つの小さい穴で何ができるんだ?」


(,,゚Д゚)「お前は機械の体になったせいで人間的思考は考えきれなくなっている筈だ」


(#´Д`)「だからどうしたと言ってるだろ!!」


八頭身は力任せにギコに襲い掛かる


(,,゚Д゚)「もらった!!」


ギコは八頭身の攻撃を高くジャンプして八頭身の背中がまる見えになる場所に行き、集中を始めた


(,,゚Д゚)(強く想えば想う程威力が上がるか・・・)


ギコの周りに目に見える程のオーラが集まり始めた

111:('A`)ボクノサクヒンナンテヨムヒトイナイ◆/ckL6OYvQw
10/26(木) 03:14 F1fRA2p3O

(,,ーДー)(あと少しだ・・・)


ギコの周りに流れるオーラは段々大きくなっていく・・・


(,,゚Д゚)「今だ!!」


ギコの周りのオーラは一直線に固まって八頭身に向かっていく


(;´Д`)「ギコ!!何を考えている!!」


オーラは八頭身の背中の小さい穴の中に一気に入っていった


(;´Д`)「しまった、コイツ中かr・・・」
(,,゚Д゚)「爆発しろ!!」


(,,゚Д゚)「ソウル・クラッシュ!!」


八頭身の中に入っていったオーラはいきなり赤く染まりだし、八頭身の内部から燃やし尽くしていく

112:◆/ckL6OYvQw
10/26(木) 03:28 F1fRA2p3O

(;´Д`)「グッ、グオ゙ォ゙ォ゙ォ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙!!!!111」


消えることのない炎、あまりの熱さに八頭身の機械の体は、耐え切れず熔けていく


(;^ω^)「や・・・やったのかお?」


(;´Д`)「コ、コノワタシガッ、コノワタシガァァァァアァ!!」


ついに八頭身は倒れた後、動かなくなった、それでも消えない炎は八頭身を最後まで熔かしつくした・・・


(;゚∀゚)「オ、オレのよりスゲェ・・・」


(;´・ω・`)「た、倒した」


ξ;゚听)ξ「あの先生を・・・」


(;゚ー゚)「ギ、ギコ?」


しぃだけは何故か別の理由で唖然としていたようだった

113:◆/ckL6OYvQw
10/26(木) 03:36 F1fRA2p3O

(,,゚Д゚)「どうした?しぃ」


しぃは八頭身の死体を指差していた。


(;゚ー゚)「あそこ、何か紙が落ちてる」


しぃが指差していたのは八頭身の死体ではなく、その後ろにある、紙切れだった。ギコはそれを手にとる


(,,゚Д゚)「手紙・・・のようだな」


(´・ω・`)「何て書いてるの?」

114:◆/ckL6OYvQw
10/26(木) 03:45 F1fRA2p3O

ギコは手紙を読みだした


(,,゚Д゚)『この手紙を読む時、私は君達に殺されているだろう。
だが、仕方がないんだ。
今、時代は狂い始めている。ニダーが狂わせている。

だから、君達は悪くない、悪いのはニダーという者だ。

ギコ、君に毒を与えたと私は言ったが、あれは毒ではない、あとで見てみるといい、あれはただのおもちゃだ。


ここから東に2L港がある。ニダーのいる城に行くにはそこから行くしかならないが、敵の本拠地だ気をつけてくれ。』

115:◆/ckL6OYvQw
10/26(木) 03:51 F1fRA2p3O

(;´Д`)
『最後に、
私は決して君達を恨んではいない。

この時代はなんでもできる。ギコ達よ、主人公を捜せ、このゲームの、狂ったこのゲームの主人公を。


このさき、更に辛いことも起きるだろう。だが、絶対諦めるな

信じているぞ、我が愛する生徒達。
     八頭身』

116:◆/ckL6OYvQw
10/26(木) 04:02 F1fRA2p3O

(,, Д )「・・・・・」


(´・ω・`)「・・・先生は操られてなかったのかも」


( ;ω;)「先生・・・」


ξ;;)ξ「なんで・・・、なんでこんな事に・・・」


(,,゚Д゚)「行こう!!」


(*つー;)「そうね。あのニダーを倒さなきゃ」


(´・ω・`)「次の目的地は東のようだね」


( ゚∀゚)「よし!行くか!」


( ^ω^)「行くお!!」


そう、悲しむくらいなら、動けばいい。悲しむのは動き終わった後でいい。だから今は動くんだ、僕達の目的へ・・・・・

117:('A`)ハイ、ギョウノアツカイガヘタナノハショウチデス◆/ckL6OYvQw
10/26(木) 04:12 F1fRA2p3O

今、私達は2L港にいる。
あとすこし、あとすこしで目的が果たせる。そして、またみんなで笑える世界が戻ってくる。
私達は少しずつだけど、近づいてきてるよ
クーはどうなのかな?
近づけているよね。


( ^ω^)「ツン?」


ξ゚听)ξ「え?な、なに?」


( ^ω^)「船、きたお」


ξ゚听)ξ「あ、わかった、すぐいく。」






〜外伝・完〜

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