54:('A`)ガンガリマスカ◆/ckL6OYvQw
10/21(土) 03:10 EFWToAttO

〜第四章・新たな同士〜


朝がきた・・・
旅立たった者達は今までの疲れはとれていた。だが、心の疲れは簡単にとれるものではない


川つー`)「朝、か・・・」

( 'A`)「おい、宿主が呼んでるからオレは行っとくぞ」

川゚ー゚)「ああ・・・」

ドクオはロビーへと階段を降りていく


川゚ー゚)「ハァ・・・」

クーは溜め息をつき、部屋にあった窓を開け、変わり果ててしまった外を眺めた


川゚ー゚)(できれば、夢であってほしかったな・・・)

変わることのない[変わった世界]、クーは寂しそうにドクオがいるロビーに行った

55:('A`)コンナジカンニヨンデクレテルヒトハイルノカナ?◆/ckL6OYvQw
10/21(土) 03:21 EFWToAttO

(´_ゝ`)(´<_`)「ん?」


ロビーには宿主の子供だと一目で分かる二人の兄弟がいた


川゚ー゚)「あ・・・。おはようございます」

(;´_ゝ`)「同年齢のようだしそんなに礼儀よくいわなくてもいいですよ。」

川゚ー゚)「そうですか。わかりました」

(;´_ゝ`)「では・・・」

(´<_`;)「あ、おいてくな。兄者」

二人の兄弟はあの時騒ぎ声が聞こえていたあの部屋へ戻っていった


川;゚ー゚)(双子か?似過ぎだ)

(´<_`;)「兄者が敬語で話すのなんて久しぶりだな」

(;´_ゝ`)「あんな美女に話しかけられたら誰だってそうなる」

56:('A`)ヤッパコンナダサクニエシハコナイカ◆/ckL6OYvQw
10/21(土) 03:31 EFWToAttO

( 'A`)「お、きたか」

川゚ー゚)「今北産業」

( 'A`)「宿主が『旅をしてるならモナー様に会うといいですよ』ってさ」

川゚ー゚)「じゃあ城にいくのか」

( 'A`)「ああ、ついてくるんだろ?」

川゚ー゚)「当然、暇だしな」

( 'A`)「じゃあ行くか」

二人は宿を出て、ここらへんの国の王様に会いに行った


(´<_`)「どうする?兄者、ついていくのか?」

(´_ゝ`)「当然、暇だしな」

(´<_`;)「なにパクってんだよ」

そしてこの兄弟も

57:('A`)ウツダシノウ・・・◆/ckL6OYvQw
10/21(土) 03:41 EFWToAttO

モナ城


(´∀`)「おー、君がギコ君の友達かねモナ」

( 'A`)「ギコを知ってるんですか?」

(´∀`)「昨日ここに訪ねてきたモナ、そこで君達の事とかいろいろ聞いたモナ」

(´∀`)「君達が、旅を始めた事情もね」

川゚ー゚)「そうでしたか」

( 'A`)「ギコ達は?」

(´∀`)「ついさっきここをでていったモナ」

( 'A`)「すれ違いか・・・」

(´∀`)「君達もニダーを倒しにいくモナ?」

( 'A`)「いえ、オレ達は・・・」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


( 'A`)「という理由で旅してるんです」

(´∀`)「成る程モナ、別のエンディングを探してるモナ」

58:('A`)チナミニタイセンシーンハボスセンイガイハブクトキガアリマス◆/ckL6OYvQw
10/21(土) 03:52 EFWToAttO

(;´_ゝ`)「なにやら凄い話しを聞いてしまった」

(´<_`;)「俺達とは違う世界から来たなんて」


(´∀`)「それならいい場所があるモナ、古代図書館に行ってみるモナ、ギコ達も多分そっちに行ってるモナ」

( 'A`)「古代図書館?」

川゚ー゚)「なんですか?それ」

(´∀`)「モナー王一代目から起こった出来事が書いてある本がいろいろあるモナ、少しは手がかかりが見つかるかもモナ」

( 'A`)「わかりました。行ってみます」

(´∀`)「古代図書館はこのモナ城をでてすぐ後ろの道にあるモナ」

川゚ー゚)「わかりました」

( 'A`)「では・・・」

59:('A`)モウ4ジカ・・・◆/ckL6OYvQw
10/21(土) 04:02 EFWToAttO

ドクオとクーは古代図書館へと向かった


(;´∀`)「僕たちとは別の世界から来たなんて・・・、あのニダーが来てからこの世界までもおかしくなったモナ・・・」

(゚」゚)「あの、ちょっといいっすか?」

(´∀`)「どうしたモナ?我が兵士よ」

(;゚」゚)「確か古代図書館はモナー様が扉開けっ放しにしてたせいで魔物がたくさんでるようになってた気が・・・」

(;´∀`)そ

(;゚」゚)「忘れてたんですか」

(;´∀`)「まぁ、大丈夫だと思うモナ・・・」

(;゚」゚)「大丈夫ではないとおもいます」

(;´∀`)「・・・困ったモナ」

60:('A`)ワッフルワッフルー◆/ckL6OYvQw
10/21(土) 04:13 EFWToAttO

(;´_ゝ`)「今の話聞いたか?弟者」

(´<_`;)「ああ、確か今の魔物達ってニダーが来てからかなり強くなってた気が・・・」

(´<_`;)「どうする?兄者」

(´_ゝ`)「決まってるだろ、全ての女はオレのいのてi、、、、、命だ」

(´<_`)「・・・噛んだな」

(´_ゝ`)「噛んでない」

(´<_`)「いや、噛んだだろ」

(#´_ゝ`)「決して噛んではいません」

(´<_`)「だから噛んだって」

(#゚_ゝ゚)「噛んでねぇつってんだろ!死ね!人間死ね!」

(´<_`)「ギャグ漫画日和乙」

(´_ゝ`)「そんなことよりさっさといくぞ」

(´<_`;)「話流しやがった」

61:('A`)モトモトハRPGツクールデツクッテマスタ◆/ckL6OYvQw
10/21(土) 04:28 EFWToAttO

古代図書館


(;'A`)「でかいな」

川;゚ー゚)「でかいな」

( 'A`)「とりあえず入ってみるか」

川゚ー゚)「ああ」

古代図書館のでかい門の中に入ると、埃や何かの白い煙で周りは殆ど見えない、まるで迷路の様だった


(;'A`)「こりゃあキツイな」

川;゚ー゚)「はぐれたら最後だな」

( 'A`)「手繋いでいくか?」

川゚ー゚)「え?」

( 'A`)「いつも繋いでんじゃねぇか」

川*゚ー゚)「あ、あぁ。そう、だな。」

ガタッ

(;'A`)そ「誰だ!」

(´<_`)「君達を助けに来た、ヒーローだ」

川゚ー゚)「あ、あの時の」

(´<_`)「流石兄弟の一人、弟者と」

62:('A`)イヤ、パクッテマセンヨ?◆/ckL6OYvQw
10/21(土) 04:38 EFWToAttO

( 'A`)「兄弟のわりには一人しかいないが」

川゚ー゚)「あと一人は?」

Σ(´<_`;)「あ、あれ?兄者は?」

(´<_`;)「あ、兄者、どうした壁の隙間に隠れて」

(;_ゝ;)「だ、だって、彼氏いたんだもん」

(´<_`;)「みっともないぞ、兄者」

(;_ゝ;)「しかもあんな奴が彼氏なんて」

(#'A`)「あんな奴?」

(´<_`;)「す、すまん。」

(´_ゝ`)「すんません、フザケすぎました」

(´<_`;)「移り変わりが早いな、兄者」

(´_ゝ`)「オッス!オラ、流石兄弟の兄者!よろしくな!」

(;'A`)川;゚ー゚)


(;'A`)「よ、よろしく」

63:(^ω^;)ボクラノデバンガコナイオ◆/ckL6OYvQw
10/21(土) 04:52 EFWToAttO

四人は古代図書館のボロボロになった道を歩いている


(´_ゝ`)「ところでドクオとやら」

( 'A`)「ん?」

(´_ゝ`)「君の武器はなんで短剣なんだ?弱いだろ」

( 'A`)「好きで使ってるわけじゃねぇよ、あのピザ野郎のせいで」

(;´_ゝ`)「そうか、いろいろあったみたいだな」

川゚ー゚)「ん、着いたみたいだな」

(´<_`)「あぁ、ここが古代図書館の最深部だ」

( 'A`)「なんで知ってるんだ?」

(´_ゝ`)「子供の頃、よく遊びに来たからな」

( 'A`)「へぇ」

(´_ゝ`)(おかしいな、魔物が全然いない・・・)

65:('A`)コンナジカンニwktkアリガトウゴサイマス◆/ckL6OYvQw
10/21(土) 05:06 EFWToAttO

古代図書館の最深部には、数え切れない程の本が並んでいた


川;゚ー゚)「探すのしんどいな」

( 'A`)「ほんとだな、マンドクセ・・・」

(´_ゝ`)「諦めるか?」

( 'A`)「いや、とにかく探そう」




( 'A`)「ないな」






(*゚_ゝ゚)「うほっwwwwエロ本発見!!」

(´<_`;)「あ、兄者、恥ずかしくないのか」





とりあえず休憩中


(;'A`)「全然みつからん」

川;゚ー゚)「全くだな」

(;´_ゝ`)「エロ本はたくさんあったのにな」

(´<_`;)「モナー一族は変態なのか?」

(;'A`)「疲れた〜」

66:('A`)ネムクナラナイ・・・◆/ckL6OYvQw
10/21(土) 05:17 EFWToAttO

( 'A`)「ん?なんだ?あの本だけ光ってねぇか?」


(´_ゝ`)「あんな本昔あったか?」


(´<_`)「いや、なかったな、見てみるか」


弟者は不気味に光る本をとって、開いた


光る本にはとても難しい感じのここらへんではみないような文字が書いてある


(´_ゝ`)「どう書いてある」


(´<_`;)「いや、なんつうか知らない字しか書いてない」


(;´_ゝ`)「どれどれ・・・」


兄者は弟者から光る本を借り、じっくりと読み始めた


(;´_ゝ`)そ「こ、これは・・・」

68:('A`)gdgdガトマラナイorz◆/ckL6OYvQw
10/21(土) 05:36 EFWToAttO

( 'A`)「どうした?」


(;´_ゝ`)「みんな逃げろ!!これは[封印書]だ!!」

Σ(´<_`;)「何だってーーーー!!」

( 'A`)「封印書?」

川゚ー゚)「何だそれ?」

(;´_ゝ`)「とにかく逃げろ!!」

(;'A`)「わ、わかった」

(´<_`;)「外に逃げるぞ!」

(;'A`)「なんか知らんがいくぞ、クー」

川;゚ー゚)「わかった」


古代図書館の入り口がみえてきた


(;´_ゝ`)「飛び込めーーー!」


兄者の声でみんなが映画の様に飛んだ瞬間、古代図書館は大きな音と一緒に爆発した

69:('A`)コノクライノジカンシカトウカデキナイノデ◆/ckL6OYvQw
10/21(土) 06:00 EFWToAttO

パラパラと音を起てて崩れ落ちていく古代図書館、古代図書館があった場所は全て古代図書館の破片でわからなくなっていた


(;´_ゝ`)「間一髪ギリギリだったな」


(´<_`;)「封印書だったとは・・・」


(;'A`)「なんなんだよ、その封印書って」


(;´_ゝ`)「いわゆる罠だ、魔法使いしか仕掛けられない、開いたら爆発するようになってる」

(´<_`;)「よくわかったな、兄者」

(;´_ゝ`)「偶然思い出したんだ、助かった」

(;'A`)「結局なにも調べられなかったか」

(;´_ゝ`)「とにかくモナ城に戻るか」

70:('A`)ソロソロネマス◆/ckL6OYvQw
10/21(土) 06:08 EFWToAttO

( 'A`)「そうだな」


川゚ー゚)「手がかり無しか」


四人はモナ城に戻る事にした





しかし、このままで終わる筈がない
四人には古代図書館の時から動き始めた悲劇のカウントダウンに気付く事はなかった・・・


〜第四章・完〜

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