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01/31(水) 00:32 BHRG2tcxO


―闇の者
闇に堕ちし者の心を喰らい、糧とする

―闇に堕ちし者
闇の者の力を得、血を欲する修羅と化す




〜第九章 人を失いし人〜

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01/31(水) 01:10 BHRG2tcxO



闇に纏われた体
影に包まれた双つの槍と剣
黒一色に染められた翼
この戦場全てを覆い潰す程の威圧感を放つ者


争っていた兵士達も、一人の兵士の異変に気付き、争いをやめ、一人に視線を向ける

Ω「な、なんだよ…あの化け物…」

Σ    )「………」

(;゚д゚)「間に合わなかった…」

(;・∀・)「おい、あんた!あれが」

(;゚д゚)「覚醒した…。でもなにか違う…。レイナのときとは、全然違う…」

Σ    )「………」

『どうだ。我が力をもらった気分は…』

『もはや汝に対抗できる人など存在しない。思う存分破壊しつくせ』

『憎き、人間を…』


Σ   )

ドクオだった者は一瞬に消えた

Ω「なんだ!?どこに消えたんdぐはっ…」

突如、兵士の腹は真っ二つに斬れ、周囲に血飛沫が飛んだ

Ω「ヒ、ヒイッ!に、逃げろー!みんな殺さrガハッ…」

近くで悲鳴をあげていた兵士も一瞬のあいだに斬られた

「たっ!たすけてkガッ…」

周囲の兵士も次々と斬られていく

あまりの速さに断末魔の声もでない

(;・∀・)「おいおまえら逃げるぞ!」

(;゚д゚)「くそっ…」

(;´_ゝ`)「意味がわかんねぇよ」

(´<_`;)「考える暇があるなら逃げろ!」

兵士が斬られていく中、なんとか四人はばれずに街に逃げることができた

310:◆/ckL6OYvQw
01/31(水) 02:16 BHRG2tcxO



(;´_ゝ`)「なんだったんだよ、今の!」

(´<_`;)「ドクオがいきなり闇に包まれて!いきなり敵味方関係なく襲いだして!」

(;・∀・)「とにかく落ち着け!俺だってよくわかんねぇんだ!」

(;゚д゚)「とりあえず今は宿屋に向かおう。仲間がいるんだろ。そこで全部話す」

(;・∀・)「クーか…、なんて説明すりゃいいんだか」

四人は動揺を隠しきれないまま、クーの待つ宿屋へ向かった…








Σ;  )フー…フー…

今、戦場にあるもの、それは数々の残酷な死に方をした人達、地面にかかったたくさんの血
そして全てを破壊した闇の者


『それでいい。醜い人などこの地球に必要ない』


Σ;  )「……くっ」

『慣れない体で行動しすぎたせいか、消耗が激しいようだな。しかし汝に休息は必要ない。我が力で体には何の異常も起きないからな。汝は唯、人の破壊を繰り返すだけでいい』


<;^Д^>「こ、ここです。タカラ様」

(;^Д^)「なんてこった…」


『また人が来たようだな。さぁ、さっさと殺せ』

Σ;  )「ぐっ!ガァァァァ!」


『ふんっ!まだ人としての意志があるか。さっさと殺れ!』

Σ   )そ「………」

ドクオは凄い速さで二人に近付き、剣を構える


<;^Д^>「タカラ様!」

( ^Д^)「フッ…、ネーヨの野郎から預かったこの対闇神用隔離武器があれば!」

タカラはポケットの中から変な形をした銃を取出し、ドクオに向けて放った


Σ;  )そ「ぐぉっ!」

『まさかこの武器は!……いや、前は見事に引っ掛かったが今度はやらせんぞ。逆に利用してやろう』

Σ;  )「がぁぁぁぁ!?」

『汝…いやドクオよ。貴様の体使わせてもらおう』



ドクオはしばらくのたうち苦しんだあと、平然と立ち上がった

( ^Д^)「やったか」


Σ  ー )「くくく……、感謝してやるぞ。人よ」

(;^Д^)「な、なんだ」

Σ ∀ )「フハハハハハ!最高の気分だ!遂に、遂に復活することができた!」

Σ ー )「さぁ、人よ!今度こそ絶滅させてやる!」

<^Д^#>「なにを一人で喋っている!」

兵士はドクオに向かって襲い掛かる

(^Д^;)「やめろ!危なi…」

刹那、兵士の首は一気に上空にあがり、バラバラに飛び散った


Σ ∀ )「この感触、この快感!久しいではないか!ハッハッハッハッ!」

(^Д^;)「あっ…あ…」

Σ ー )「邪魔だ…醜き人よ」

タカラの首も一瞬にして消えた




〜第九章・完〜
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